明石の尾方塾では、今年度から季節ごとの『講習』の期間には、
通常授業を並行させないことにしました。
せっかくの講習なので、
ふだんはできない学習体験を通じて、
ふだんとは一味違う学習成果を作りたいと考えたからです。
春は3/28~4/1。5日間連続の『理社暗記特訓』。
新中1~3生が全員参加。
特に新中1生はまだ中学に入学していないのに、
上級生にぜんぜん負けてない勉強ぷりでした。
これから学ぶ新学年の「暗記事項」を少なくとも一学期分、
集中的に暗記していきました。
短期記憶で終わるのではなく、
この一年間、
繰り返して長期記憶にしていきます。
また、ただの暗記に終わらず、
本当に理解し暗記したかがチェックできる小テストを実施し、
アウトプットを意識した練習を行いました。
ところで、理社は積み上げ式ではなく、
基本的には「暗記科目」ですが、
どちらも、暗記して答える「暗記系」と、
基本的な解法パターンを理解して回答する
「理解系」の2つの要素があります。
それぞれ勉強法が異なるため注意が必要です。
2つの勉強法のポイントを押さえることも、
今回、しっかり指導させていただきました。
「暗記系」は知識さえ身についていれば答えられます。
なので、「用語・知識を増やす」ためにのは、
「何度も繰り返して問題を解く」ことが必要。
問題集を繰り返し解き、そのままテストを実施しました。
このテストのとき、
自然に覚えた内容を思い出せるようになることが目標です。
この「思い出す練習」を意識してもらうために、
「特別な小テスト」を作成し実施しました。
「理解系」の学習をするときは、
「なぜそうなるのか」を理解することが重要です。
どんな「原因」によって、どんな「結果」になったのか、
理由をしっかり把握することが大切。
講習授業ではサポートの先生方が、
「理解不十分!」と判断するやするやいなや、
「なぜそうなるのか」を懇切に個別に説明してくれていました。
新しい試み、多少の不安もありましたが、 私の想像を大きく超えて頑張り切ってくれた5日間になりました。