スティーブ・ジョブズは、
自分の子どもにiPadを触らせる時間を、
厳しく制限していたそうです。
ビル・ゲイツも、
子どもが14歳になるまで
スマホを与えなかったそうです。
もう、想像がつきますね。
スマホを常に触る習慣は
「勉強」に影響がありそうです。
人間の脳は、
情報を受け取ると、
まず「作業記憶」として
一時保存し、
睡眠中などに整理して、
「長期記憶」として定着させるそうです。
スマホを触っているとき、
私たちは、
じっくりと長い時間をかけて
一つの情報を取り入れたりしません。
短い間隔でどんどんページをめくり、
次々といろんなサイトをチェックするのが普通です。
このように、
スマホを長時間触って
短い時間で大量の情報を取り入れていくと、
この作業記憶のスペースが足りなくなってしまうそうです。
大人なら「なんだか最近、物覚えが悪い」
という状態になります。
子供なら、
「暗記もの」が覚えられない…
となってしまいます。
今回の期末では、
皆さんに、
保護者様のご協力のもと、
2週間はスマホ使用に制限を
かけさせていただきました。
結果は、
予想通り。
作業記憶のスペースが回復した子供達の脳は
大活躍してくれました。
社会が苦手だった生徒さんが
初めて90点を超えたりしました。
さあ、次のテストの時はどうするか。
賢明な、明石の尾方塾の皆さんの
答えは1つだと信じています。