塾に関するあるアンケート(※)の
調査の結果をみて考えてしまいました。
「なぜ塾に通っているのか(通わせているのか)」
という質問に対して、
子供の
57%が「勉強ができるようになりたいから」で
「親にいわれたから」は13%しかないのに、
親の
44%が「受験や進学に備えて」、
20%が「学校の勉強ができるようにしたいから」、
23%が「本人の意思で」と回答しています。
子供たちは自分の意志で
「勉強ができるようになりたいから」
塾に通っているのだと考えているのに、
親は「子供の意志」ではなく、
「受験や進学のため」に塾に通わせている、
と考えていることがはっきりわかります。
全国規模で
公立高校の定員割れが
加速しているようです。
少し古いデータですが
2019年では、
全国の公立高校のうち約43%にあたる
1437校の学科やコースにおいて、
「定員割れ」
となっていました。
そうなってくると、
これまで以上に
「うちの子は学校で十分なので塾はいらない」
という親の判断が風潮になりそうです。
しかし、
子どもたちの多くは
「勉強ができるようになりたいから」
塾に通っているのです。
まして、
尾方塾は、
勉強を通じて試行錯誤の経験を積み、
結果として、
受験にとどまらず、
今後の人生においても
自分のことを自分で
考え決められるようになる
という立場をとっています。
自分の子供の未来のために
何が真に必要なのか、
世の中の風潮に惑わされず、
冷静に考えて判断することが
これからの親には
求められていくと感じました。
※社団法人日本学習塾協会 が行った「全国教育白書アンケート」