習慣化の秘訣

習慣化

以前、習慣化すれば身体が勝手に動くというような話をしました。

もちろん勉強の話です。

ある調査によると、

小学生は中学生と比べて

「勉強することが楽しいから」

「新しいことを知ることができてうれしいから」

「問題を解くことがおもしろいから」

といった『内発的動機づけ』

を理由に勉強する割合が高いそうです。

ところが、中学生になると

「将来いい高校や大学に入りたいから」

「友だちに負けたくないから」

などの『外発的動機づけ』

が理由で勉強すると答えた割合が高いそうです。

もちろん将来の目標のために「やるぞ!」

という気持ちを持つことは大切ですが、

それ以上に大切なのは

「頑張ろう」と思えなくても自然にやれるようにすることです。

そう、習慣化です。

習慣にすることで自分の意志に関係なく、

身体が勝手に動く状態を作れるのです。

 習慣化のコツはいくつかありますが、

『日常生活に組み込む』のがおススメです。

ちょっと難しい言葉で

「ルーティン化」と言うのですが、

一言でいうと「いつも同じこと繰り返す」ということです。

いつもやっている状態を作り出すことが大切な事が分かりますね。

これは、言うまでもなく塾に通うことが最強です。

塾に通うことがルーティンになったころには、

「よし、頑張るぞ!」

という気合を入れなくても、

自動的に勉強する習慣がつきます。

さらに、明石の尾方塾には『オンライン自習室』もあります。

通塾日でない日の夜は、

決まった時間に『オンライン自習室』に

全員参加していただいています。

実は、その時の学習記録用紙もお渡ししてあるのですが、

これが、ちゃんと記録できる人とそうでない人に分かれています。

ここが、同じように自習しても

学力の伸びの大きな分かれ目になっています。

かりに、自習の時の録画があって、

自分が勉強している様子を見れたとします。

いろんな気づきがあるはずです。

とはいえ、録画したとしても、

いちいちその内容を記録して後で確認することはしませんから、

勉強時間と進めたページ数だけは記録してもらっているのです。

その記録を見返すと、

録画ほどではありませんがいろいろ気づきがあるはずです。

もっといいのは、自分の勉強の積み重ねを客観的に見ることで

「がんばってるなぁ!」と自信も出て、

さらなるやる気にもつながることです。

記録しないと、せっかくの努力を忘れてしまいます。

頑張りはぜひ『記憶』に残して欲しいのです。

毎回記録すれば、努力の積み重ねがハッキリと見えます。

学習記録の習慣、続けましょう。

やる気出ますよ。

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このブログを書いた人

尾方一夫のアバター 尾方一夫 尾方塾 塾長

安易な方法を教えず、正攻法で臨みます。

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