前回、定期テスト450点超えの中1生のことを書きました。
その生徒たちは小学生からの塾生です。
小学生時代はどんな指導をしていたのか興味ありますよね?
先日の授業で、
ある進学塾から転塾してきた小6の生徒さんが、
しみじみとこの塾は楽だと言っていました。
以前の塾はとにかく宿題が多くて、
英単語の書き取りは嫌だったし、
ランキングがあるテストで順位が落ちる恐怖が
すごかったと言っていました。
地域のトップ校に行かせるために、
小学生から量を意識した指導をしているのでしょうが、
まだ、目標を持っていない生徒からすれば、
ただやらされるような感覚になるのではないでしょうか。
ここは、すごく重要だと考えています。
小学生の素直な気持ちに、
勉強は「やらされるもの」
という意識をつけたくないと考えています。
明石の尾方塾の小学生は、
どんどん「先取り」学習をさせますが、
この変な意識がついてしまうと、
2つも3つも上の学年の学習をすること自体、
必要のないものだと思われてしまうからなのです。
また、学校での学習量が基本的に少ない小学生時代、
十分な学力を身につけるために、
強制的な宿題は必ずしも必要ではないのです。
これらの理由から強制的には宿題は出さないのですが、
自分からやりたいと言ってくる生徒さんが多く、
では「特別に出そうね」といって出しています。
これはその生徒さんが勉強好きになるチャンスなのです!
たとえ完璧に宿題ができていなかったとしても、
やろうとしたその気持ちをほめてあげることで、
やる気をどんどんひきだしてあげることが出来るからです。
当たり前のことですが、
成績の向上には、
自分で勉強ができるようになる必要があります。
やらされる勉強ではなく、
みずからやる勉強に変えなきゃいけないのです。
ですが目先のことばかり気にすると、
とにかくやらせようという発想になってしまいます。
勉強は「やらされるもの」
という考えをいったん持ってしまうと、
そこから逃げる考え方が生まれます。
それとは違い、知的好奇心を持ち、勉強が楽しいと感じる、
そんな取り組みを明石の尾方塾はしています。
だから、一回の授業の密度が違います。
みんな、嬉々としてたっぷり勉強して帰ります。