中学2年生は重要学年

集団進学塾時代に、

新中2生に対して、

「もう受験は始まっている、3年からでは遅い。

今から目標を高く持って勉強をはじめよう!」

とよく激を飛ばしていました。

中身のない激をよくも飛ばしていたものだと

反省しています。

今なら、こう言います。

「中2を終えるとき、習ったことが、

実力になっている勉強に変えなければだめ!」 

中1で大切なことは、

とにかく「勉強のやり方」を

身につけることでした。

しかし、特に、

数学と英語は積み重ねの教科です。

2年が終わる段階で

1、2年の実力がついてないと、

中3の習得は大変になります。

私はよく中学生にこう言っています。

高校入試に必要な学力は、

中2までで

3分の1。

中3の学習内容で、

3分の1。

 

では、

あとの残りの3分の1は?

それは、

入試そのものの勉強で作られる学力です。

 

中3の1年は短いです。

日数的にも受験日まで丸1年ありません。

習う内容は多い、

入試と密着した単元も多い。

中3の後半は、

定期テストだ実力テストだと、

やたらと忙しくなります。

時間は刻々と過ぎて行きます。

じっくり、

実力をつける時間はないのです。

だから、

「中2を終えるとき、習ったことが、

実力になっている勉強に変えなければだめ!」

なのです。

中2がすごく大事な理由

分かっていただけましたでしょうか?

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このブログを書いた人

尾方一夫のアバター 尾方一夫 尾方塾 塾長

安易な方法を教えず、正攻法で臨みます。

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