去年10月から、小6の塾生対象に「理科・社会」の学習指導をスタートしました。
小5、6年の理社は、中学理社の基礎と言っても過言ではありません。
ですが、圧倒的大多数の小学生が授業を聞いて、単元テストまでは何とか記憶していて、
テストの終了とともに完全に消去となってしまっています。
ものすごくもったいないです。
実際に中学生になって理科と社会の点数がとれなくなることは、わりとあります。
小学校の間から、理社の勉強をする習慣があったならと思わずにはいられません。
兵庫県の県立高校入試の内申点は、中3の成績のみを、5教科の評定の合計を4倍、 実技4教科の評定の合計を7.5倍して、計250点満点に換算します。
ところが、理科と社会は分野別に学習するので、中1・中2の成績も評価に組み入れられることになっています。
中2までは評定が取れていなかったけれど、中3から勉強で本気を出して通知表が上がったので、それで大丈夫かというわけには行かないのです。
選抜要綱にも「中3の1学期と2学期を参考にします」ということが書かれていますが、こんなことも書いてあります。
「社会」、「理科」等学年によって分野別に学習する教科にあっては、第1、第2学年の学習の記録も十分参考にする。
というわけで
英語・数学・副教科→中学3年の1学期と2学期
社会・理科→中学1年から中学3年の2学期までと考えてください。
尾方塾では、あえて学校の教科書準拠ではない塾用テキストを活用して、中学の定期テストの勉強法を先取りしていきます。
瞬間の記憶ではなく、中学の基盤となるしっかりとした理社の学力を身につけてもらいます。
このようにすれば、中学以降で困ることはまずありません。